2015年10月21日

イベント業務管理士

 こんにちは。
代表取締役の須田です。

 今回は業界資格の「イベント業務管理士」についてのお話です。

イベント業務管理士1級バッジ



 イベント業務管理士とは1994年に通産大臣(現在の経済産業省)認定の公的資格の「イベント業務管理者」として発足しました。その後、現在の形の一般社団法人日本イベント産業振興協会の「イベント業務管理””」という資格制度となりました。

私が取得したのは創設から2年後の1996年です。もうかれこれ20年目になりますね。当時の合格率はおよそ40%程度だと記憶しております。近年ではみなさんしっかり勉強されているようで、70%くらいらしいですね。素晴らしい。

 試験に合格すると、バッジと証書がいただけます。名刺などに記載して、技能者としてアピールすることが許されます。

認定書


…が、この資格がないとできないということはありません。イベントについて、一定の知識・技能がある証明でしかありません。しかし、イベントを体系的に学ぶには資格がモチベーションになります。

 当社の社員にも勧めていますが、この資格取得はイベントを生業としているなら、取っておくべきだと思います。イベント関連会社で、なおかつ協会の非会員であれば、会社に一人以上は必要だと思います。イベント業務管理士に、重要な通達、例えば法改正とかいろいろなガイドラインとかの情報が協会から送られますので、コンプラインスを重視するイベント関連会社なら重宝します。


イベント業務管理士試験

 資格取得するには一般社団法人日本イベント産業振興協会が実施する試験に合格しなければいけません。20歳代の若い方々はイベント検定→イベント業務管理士2級→イベント業務管理士1級と取得するのがいいと思います。それぞれの資格に対応するテキストがありますので、それを購入して勉強しないと試験に合格することが難しい内容です。さらにイベント業務管理士1級となると、対応セミナーも受験しないと結構難しい内容なのです。

JACE一般社団法人日本イベント産業振興協のイベント業務管理士試験

 実務経験と年齢も受験資格に関わりますので、ご確認ください。
2級試験は受験年度に満23歳以上で、かつ、イベント業務に関する実務経験を3年以上有する方が対象です。1級試験は受験年度に満25歳以上で、かつ、イベント業務に関する実務経験を5年以上有する方で2級登録者の方が対象です。
ちなみに、2015年の2級試験の締め切りは10月23日(金)です。


イベント業務管理士試験の出題範囲


全てテキストから出題されます。

1.イベントの本質的理解
  • イベントの概念と構造

  • イベントの機能と効果



2.イベントの形態別理解
  • 博覧会系イベント

  • 見本市・展示会系イベント

  • 祭り・フェスティバル系イベント

  • 文化・芸能系イベント

  • 会議・集会系イベント

  • スポーツ系イベント



3.イベントの企画・制作
  • イベントの企画・計画

  • イベント会場の制作・設営・施工

  • イベントプログラムの制作



4.イベントの運営
  • イベントの運営

  • イベントの告知・集客



5.イベントマネジメント
  • プロジェクトマネジメントの知識

  • イベントのリスクマネジメント

  • イベントのコンプライアンスと関連法規

  • ユニバーサルイベント


 ざっとこれだけのものを勉強しなければいけません。
私の取得した時代は1級試験(当時の二次試験)には専門分野(上記の2.イベントの形態別理解)が選択式となっており、「会議・集会系イベント」と「博覧会系イベント」を選択した記憶があります。
当時の私としてはどちらも未経験の専門外です。
 専門外を選択!とは何を考えているんだと思われるかもしれません。しかし、専門外のことは勉強するとすっと頭に入るんです。専門のことは実情と違うところで間違えたりしますから。

でも、後に学術会議や学会、コンベンションを業務として扱うようになり、この勉強したことが非常に役にたったのです。学会などは概ね教科書通りのパターンで制作から実施運営ができます。

 いずれにしても、テキストを購入し、試験対応セミナーを受けることで合格率は飛躍的に上がりますので、受験される際はセミナー受講をおすすめします。


 「自分はプロだから」「もう歳だから」と思う方々が多いですが、人生一生勉強です。プロだからこそ、歳だからこそ取得すべき資格かと思います。

イベント業務管理士1級




須田



kscrew_suda at 08:00│Comments(0)TrackBack(0) mixiチェック 社長のブログ 

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